葬儀の準備をする時の心得

身内が亡くなって葬儀の準備をするには、通夜の前に喪主を決めることが必要です。喪主は、故人の代わりに弔問を受ける立場です。喪主には配偶者がなるのが一般的ですが、配偶者がすでに亡くなっている場合は血縁の濃い順に選びます。葬儀の形式は、故人の信仰していた宗教やお墓のあるお寺の形式にのっとって決めるとよいでしょう。

規模については、生前の希望や遺言、予算に沿って決めましょう。家族葬の場合、故人とのお別れの時間がゆったりと取れるという利点がありますが、弔問客が限られ香典の額も少なくなり、遺族の金銭面での負担が大きくなることが考えられます。日程は、遠方からの弔問客がかけつける時間や、火葬場の使用状況を見て決めることが大切です。故人の遺体を火葬(または埋葬)するには、火葬埋葬許可証が必要です。

火葬埋葬許可証の手続きは葬儀社が代行するのが通例ですが、死亡後24時間経過してからでないと発行されません。日程、式場が決まったら、読経をする僧侶の依頼、当日の打ち合わせをしましょう。式の当日、葬儀の全てを取り仕切るのは難しいので、当日までの準備を手伝ってくれる世話役や弔問客の案内をする受付係、香典の管理をする会計係をしてくれる人を手配して下さい。場所の確保や日程、予算についてなどわからないことは、依頼する葬儀社に相談するとよいでしょう。

セット料金に含まれているものと別料金になるものなど、事前に見積書を作成してもらい、打ち合わせをします。準備や進行をすべて親族でするのではなく、相談にのってくれる世話役や、しきたりやノウハウに詳しい業者としっかりと打合せすることが大切です。東京のお墓のことならこちら

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